ハンディーターミナルシステム

特徴

ハンディターミナルを活用したソリューションを提供しています。
在庫管理や入出荷検品、納品、集荷といった各プロセスで常に新規のデータが発生し続ける物流業界へのソリューション、
また、生産管理やトレーサビリティ、業務の省力化や効率化など製造業界へのソリューションを展開しています。
バーコード、QRコード、Data Matrix、文字列など、お客様が現在ご利用なられている情報をそのまま活用してシステム化することが可
能となります。ERPなどの基幹システムと連携することで、さらに利便性を高めることができます。

目的

ハンディターミナルがどういう業務で導入されているのかを「在庫管理システム」「ピッキング」「トレサビリティシステム(工程間管理)」「POKAYOKEシステム」など、4つの代表的な用途を見ながら説明していきます。用途に応じて、ハンディターミナルを導入することでどのようなメリットが得られるのかを正しく理解することができます。
◆在庫管理システム
◆ピッキングシステム
◆トレサビリティシステム(工程間管理)
◆POKAYOKEシステム

◆在庫管理

在庫管理とは、状況に合わせてモノの量を最適に保つことです。
在庫管理するモノが多い場合は、バーコードや2次元コードを付与し、ハンディターミナルなどを活用した在庫管理システムが有効です。
まず、品物やロケーション(棚・列・段)のバーコードの読み取り、数量などの情報を入力して登録します。
ロケーション管理ができていない場合は、バーコードを発行して棚などに貼り付けていきます。
すべての品物とロケーションの登録ができれば、あとは入出庫や移動の際にバーコードを読み取るだけで正確な現物管理が行えます。
入出庫・棚卸しなどのデータは、リアルタイムで確認できるので適切な管理が可能です

◆ピッキングシステム

倉庫・物流センターに保管された商品を集めて出荷する作業「ピッキング」は、主に物流業務で使われている言葉です。近年は、インターネット通販の需要拡大に伴い、ピッキングの負担が大きくなっています。保管場所にある商品を出荷場所に集める作業を「ピッキング」と言います。物流業界では日常的に使われている言葉で、出荷指示書(ピッキングリスト)に記載された内容をもとに品番・数量を確認し、指定の商品を集めます。ピッキングの方法は、主に「摘み取り方式」と「種まき方式」の2種類に分けられます。

◆トレサビリティシステム(工程間管理)

トレーサビリティ(Traceability)とは、「トレース(Trace:追跡)」と「アビリティ(Ability:能力)」を組み合わせた言葉です。
トレーサビリティでは、情報を伝達する識別記号を「表現様式」、ラベルや電子タグなどの記録するものを「伝達媒体」、収集・管理する紙の台帳やパソコンなどを「記録媒体」と呼びます。一番手軽なトレーサビリティの手法は、文字(表現様式)を手書き伝票(伝達媒体)で伝え、台帳(記録媒体)に書き写す方法ですが、多くの情報を記録するには手間もかかり非効率です。そこでトレーサビリティを確保するには、バーコードや2次元コード、それらを読み取るハンディターミナルなどが一般的に使用されます。

◆POKAYOKEシステム

ものづくりの現場では避けては通れない「ポカミス」による不良発生を発見または防止する仕組みが「ポカヨケ」です。
ものづくりの現場には、さまざまなポカミスの要因が潜んでいます。たとえば、品番の読み間違い、部品の取り違い、金型や治具のセットミス、原材料の調合ミスなど挙げだせばきりがありません。そのようなポカミスもハンディターミナルによる照合を徹底すれば防ぐことが可能です。